インターネット規制は是か非か 安易な選択に厳しい意見 / 今週の注目世論調査-2008年05月03日18時00分ライブドアニュース(IT)
http://news.livedoor.com/article/detail/3616931/
自民党や民主党がすすめている未成年者を保護する目的でのインターネット規制法案に対し、IT関連大手のマイクロソフトやヤフー、楽天などが共同で反対声明を表しているとのことですが。
ライブドアの世論調査では「青少年インターネット規制法案に賛成27%、反対73%」という結果が出たそうです。
そこで-
先ず自分の考えを。
えっ、誰も聞いてない? いいんですっ!(川平慈英風に)
思いをまとめようとしているだけですから
自分も賛成か反対かで言えば反対です。
理由は、インターネットが持つ本来の特性に足かせをするようなものだからです。
では、本来の特性とは何か?
様々な捉え方はあるでしょう。自分の場合は、これまでになかった情報伝達能力とも呼べるものだと考えております。
情報は鮮度こそ命です。そしてスピーディで、かつ正確でなくてはいけません。そこにフィルターをかけるとなると、川に網を張るような、ダムでせき止めてしまうような気がしてしまうのです。
ただ、未成年者を守ることは非常に大切なことだと思います。その点では賛成です。しかし、技術的な部分とか、いろいろ問題もあるように聞きます。そこのところが解決するならいいのですが。
ま、ただリアル社会でも同様に未成年に対する保護もさることながら教育もしっかりとやらなくてはいけないとも思います。結局はインターネットそのものが全くダメなわけではなく、やはりそれを使う側の人間に問題があるのだということも認めなくてはいけないでしょう。
そう考えると、実社会における未成年者に関する法律の改正や教育の問題なども含め、時代とともに変遷してきている実態を踏まえると、インターネットにおけるそれもある程度の規制は必要なのかもしれません。要はやり方に尽きるような感じもしないではないですが。
今回、このニュースを読んで感じたことがひとつあります。見方に違和感を覚える方がおられるかもしれませんが、それはそれでかまいません。
先ず、法規制の案を自民、民主がともに提案しているということ。子供たちの未来を与野党ともに考えているんだなぁ、と。具体的にどういう対話を経て、どういう手続きでそうなったのかは知りませんが、この点だけは評価できるような気がします。
そして、賛成27%の方たち、反対73%の方たち、それぞれに意見をお持ちなのだろうと思いますが、これも見方を変えれば、もちろん賛成派は未成年者の保護を重要視しているわけですが、一方反対派も多数の意見からすると必ずしも未成年者を守ると言う意味では反対しているわけでなく、リアル社会においての教育こそ重要だと主張しているわけで、これも子供たちの未来を懸念してのことと捉えられます。
そういう観点からすると、子供たちを守り、つまり未来のネット社会を守るという方向性で一致していると言えなくもありません。善くあってほしいという想いでは100%なのかなと、前述の政治家の方々も含め…。
ただ、最初に反対とは言いましたが、あまりにも濁流が激しく、その被害が甚大になるようなら、前後は止む無し、ダムや堤防の建設も必要と言わざるをえません。できることならその流れに飲み込まれないよう、自主的な回避姿勢で自己防衛を果たされることに期待したいところです。
こんな風に思いました。では
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